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202101.14
haircare

簡単にわかる、剛毛になる仕組みとは

ごわごわぼさぼさで見た目も悪く感触も不快な剛毛。体質だからしょうがないと諦めてはいませんか?

長い間剛毛や癖毛に悩まされてきて、ストレートパーマや縮毛矯正も効果がなかったと、お嘆きの方もいるかもしれませんね。

ですが髪質改善の希望を捨ててはいけません、剛毛を矯正する手段はまだ残されています。

この段ではまず最初に剛毛になるメカニズムを解説します。

剛毛のメカニズムとは?

髪の毛は三層の膜から成り立っています。メデュラ、コルテックス、キューティクルがこれで、一番外側のキューティクルの厚みが、剛毛かどうかを決めるポイントになるのです。

髪が太いから剛毛になる、という短絡的な帰結ではありません。

髪自体は特別太くなくても、頭皮に汚れがたまって毛穴つまりが起きれば、髪の生え方に異常が生じます。

土壌が悪ければ作物の生育が影響するのと同じ理屈で、汚れが詰まった毛穴では毛根の歪みが避けられません。これが剛毛を生じる要因です。

生物の身体は常に新陳代謝を行い、劣化した角質などの老廃物を排出しています。頭皮はこの新陳代謝がとても活発な部位で、デリケートにできています。

その為適切な油分量や水分量を欠くと髪の毛がごわごわ、ぼさぼさになり、剛毛になりやすい頭皮環境に繋がるのです。

剛毛を直すドライヤーのあて方を伝授。決め手は水分補給

癖毛の直し方は上から下が基本。

入浴後の自然乾燥は大敵、ぼさぼさに広がってしまいます。

ドライヤーをかける前に、髪は湿り気を帯びた状態であるのが理想です。髪に水分を含ませて、ドライヤーで乾かしていくと立ちにくいです。

ドライヤーはできるだけ風量が多く、マイナスイオンを含んだ物を選んでください。風量が少ないと乾くのにかかる時間が長引き、髪の毛の外縁部の、キューティクルのコーティングが剥がれやすくなります。

一度はがれたかさぶたがさらに大きくなるのと同じ理屈で、髪の毛から剥離したキューティクルは厚くなる傾向にあるので、マイナスイオンを含む温風を素早く吹き付け、できるだけ早く閉じてしまうのがコツです。

剛毛を改善するメニューとは

一人で剛毛を直すのは手間がかかる上になかなか効果を実感できません。ならばスペシャリストが働くお店で、至れり尽くせりのケアを受けてはいかがでしょうか。

髪質改善トリートメントという言葉をご存知でしょうか。毛髪の内部で起きる化学反応を応用したケアで、ダメージ箇所のみならず、毛髪全体に効果を浸透させることが可能です。

ダメージ部位に栄養分を注入するだけの従来のトリートメントは持続時間が短く、帰宅後の洗髪で栄養が抜けてしまうデメリットがありました。

しかし髪質改善トリートメントは毛髪全体にまんべんなく栄養を行き渡らせ、内部のタンパク質結合を促して新陳代謝を活性化させるので、頭皮環境の劇的な改善が望めます。

頭皮の血行促進に良く、クレイジングで毛穴つまりを解消するヘッドスパも、剛毛の矯正にきくと実証されています。

まとめ

剛毛の対策について詳しく解説しました。当店でも施術可能な髪質改善トリートメントとヘッドスパに、根元から中間まで縮毛矯正を施し、毛先は温熱を使ったデジタルパーマで整えるストデジを組み合わせれば剛毛の悩みともお別れできますよ。