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一年中出てくるフケと頭皮のかゆみを改善するシャンプーの選び方
頭皮のフケやかゆみは、皮脂の過剰な分泌や紫外線による頭皮の日焼け、季節の変わり目などに起こりやすい乾燥など様々です。
季節によって肌の状態が違ってくるように、頭皮の状態も変化するので、今まで使ってきたシャンプーを見直すのも頭皮トラブルを解決する一つの方法です。
シャンプーの種類
市販のシャンプー剤にはたくさんの種類があり、一体どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
購入する際は、成分表示をチェックしましょう。
フケやかゆみを改善するシャンプーもあれば、頭皮のトラブルがよけいにひどくなるシャンプーもあります。
季節の変わり目などは特にシャンプー選びが大事です。
頭皮に優しいアミノ酸系シャンプー
成分表にベタイン、イミダソリ、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、グルタミンなどの成分が表示されてあるものはアミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が強すぎないので、フケが出やすい乾燥肌の人や逆に皮脂の分泌が多い人にも向いています。
殺菌や除菌効果の高い薬用シャンプー
フケの原因が真菌やマラセチア菌などの場合は、アミノ酸系シャンプーでも改善できないことがあります。
そのような場合は、殺菌や除菌効果の高いピロクトンオラミン、サリチル酸、グリチルリチン酸、ケトコナゾール、シクロピロックス、ピリチオンなどの成分が含まれている薬用シャンプーが適しています。
このシャンプーは軽度な頭皮ニキビや脂漏性皮膚炎にもある程度の効果は期待できますが、頑固な症状なら専門の機関で治療しましょう。
洗浄力が強すぎる石油系やアルコール系のシャンプー
頭皮トラブルがあるときに避けたいのが、洗浄力が強すぎる石油系やアルコール系のシャンプーです。
石油系やアルコール系のシャンプーには、ラウリル硫酸などの硫酸が含まれていますが、洗浄力が強いため、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。
もともと肌のトラブルがおきやすい人は頭皮も敏感なので、石油系やアルコール系のシャンプーは避ける方が無難です。
コーテイング力が強すぎるシリコン入りのシャンプー
シリコンは髪の表面をコーティングする効果があるので、傷んだ髪の毛を修復する作用があり上手に使えばよいのですが、頭皮の痒みやフケ対策には適していません。
シャンプーの際に頭皮にシリコンが残ると、毛穴が詰まる恐れがあるからです。
フケやかゆみなど何らかのトラブルがある場合は、ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、アモジメチコンなどと表示されている成分の入ったシリコンシャンプーは避けましょう。
まとめ
当店ではお客様の頭皮に合ったシャンプーのアドバイスもさせていただいておりますので、気軽にお声をおかけください。
また、夏の間に疲れた頭皮や髪の毛の回復には、ヘッドスパがおすすめです。
リラックス効果やストレス解消効果もあっるのでぜひお試しください。